デュポン
繊密で華麗な装飾でジュエリーを思わせるペン
1872年に、シモン・ティソ・デュポンが高級皮革メーカーとして創業しました。贅を凝らした製品を生み出すラグジュアリーブランドとして知られています。
1941年にはポケットオイルライターを発明し確固たる地位を築き、1973年から筆記具の販売を始めました。ギヨシ模様やダイヤモンドヘッドなどブランドを象徴する繊密で華麗な装飾はジュエリーを思わせます。
純正の漆を塗り独特の輝きを持たせる技術は独自のもので、その誕生は小さな誤りからでした。1935年に「Master Plater:メッキ職人」を募集しようとしたところ印字ミスから「Master Laquerer:漆職人」と掲載されました。これに応募してきたロシア人の職人から独自の技術を手に入れ現在も受け継がれています。
1872年、シモン・ティソ・デュポンにより高級皮革製品のメーカーとして設立。後にライターメーカーとして地位を築き、筆記具は、1973年に発売を開始しました。ライターで高級素材を駆使した経験を活かし、ゴールド・シルバー・純正漆の素材を筆記具にも採用しました。
また、胴軸は、すべて金属製で、貴金属工芸の手法により塊から芯をくり貫いて作り上げています。金属に漆を塗る技術もS.T.デュポン独自のもの。植物性本漆だけを使用し、使うほどに味わいの出る輝き、透明感を生み出しています。
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