セーラー万年筆

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100年のラグジュアリー。多彩なペン先のラインナップを誇る国内メーカー

1911年に広島県呉市で創業し、100年以上にわたって「書き出しから確実にインクが出てスムーズに書き続けられる」ことを実現するため丁寧な手作業にこだわっている。ほとんどの万年筆は同市にある天応工場で金の溶解から型抜き、玉付け、研磨など一貫して製造している。

セーラーが通過してきた歴史は日本の万年筆の歴史といっても過言ではなく、日本の万年筆文化を支えてきた。1990年代から腕利きのペン職人が各地を回る「万年筆クリニック」を開催し、ユーザーの声を拾いながら新しい技術や製品に反映させてきた。

伝統を守りながらも新しい可能性を切り開き続けている。

国内一貫製造の正統派万年筆。

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セーラー万年筆の歴史は日本初となる金ペン先の製造から始まる。ヨーロッパのメーカーはペン先だけは外部に委託しているところが多い中、セーラーは金の溶解から、圧延、型抜き等の作業工程を一貫して行う。インク製造さえも自社製造し、万年筆用の顔料インク「極黒」は長期保存に優れたインクとして名高い。

戦争で工場が焼失するという危機を迎えるが、終戦後いち早く復興し、現在では世界でも有数の工場と設備そして職人たちを保有する、日本が誇る老舗ブランドである。


一生ものの万年筆を作り出す技術屋集団

ペン軸のバリエーション

現代の名工にも選ばれた故・長原宣義氏は、セーラーに14歳で入社、以来ペン先の製造、調整一筋に取り組み、長刀研ぎ、クロスポイント、エンペラーといった自由で常識にとらわれない技術を発表、およそ20年に渡り全国各地でペンクリニックを開催するなど、ペン先の神様と呼ばれました。

現在では父の遺志を受け継ぐ長原幸夫氏、川口明弘氏といった超絶の技術を持つ面々がセーラーのペンドクターとして第一線で活躍中。万年使える筆「万年筆」も使わなければインクが固まったりして不具合が起きる。開いたペン先、ポイントのズレたペン先は書き味が悪くなる。そんな万年筆を修理、調整する「ペンクリニック」は、技術の継承だけでなく作り手が直接エンドユーザーに製品の素晴らしさを伝えることを目的に全国各地で開催されている。また、インクブレンダー石丸治氏によるインク工房も定期的に開催。

ペンクリニック等イベントについてはこちら(メーカーHP)


セーラーのおすすめ筆記具

オリジナルペン先(受注生産)も承ります。

セーラーオリジナルペン先(受注生産)

ペン先の一貫生産、調整まで行うセーラーだから出来る「オリジナルペン先」のオーダーメイド受注。1本から承ります。詳しくはお問い合わせ下さい

オリジナルペン先についてはこちら(メーカーHP)

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